印刷の歴史についての変遷

印刷は紙や曲面の媒体に文字やイラスト、写真などの画像を印字することを言います。印字や印刷されたものは普通印刷物と呼ばれます。歴史をたどると中国では紙媒体が2世紀ごろに発明され、7世紀ごろには木版印字のものが行われていたようです。金属によるものは13世紀から14世紀にかけて朝鮮において行われていたことが分かっています。

ヨーロッパでは金属活字を使った活版印刷が15世紀ごろ発明されて周辺国へも広まり文字や絵画、挿絵などの分野で行われるようになりました。我国では平安時代の中頃になって出版物が出されるようになり寺院においても広まって行きました。安土桃山時代になると宣教師が日本語を学ぶためにこれが行われるようになりました。明治時代に入って1870年代には長崎に日本で初の洋式活版が企業として行われるようになりました。

1924年には邦文写真植字機の試作機が発表され、研究所も設立されました。その後写植オフセットの時代を迎えることになります。1960年にはカラースキャナが実用化され、1970年代には国産の4色分解スキャナも開発されました。そしてオフセットはこれから主流になりました。

1985年ごろになると米国においてデスクトップパブリッシングが始まり、その出版物も刊行されました。その後は現在のようにオンデマンド式や電子出版などコンピュータと結びついたものが行われるようになりました。プリンターからプリントアウトされる媒体と印刷所で行われるものは共に同じ用語で呼ばれますが工程には違いがあるものの同じに訳されます。

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